オヤジです。ご無沙汰しておりました。
ブログを再開し、久々の投稿になります。
時代が令和に変わり、人生を改めて見つめなおすこととなってしまいました。
約1カ月間、仕事以外すべてのことをストップし、断捨離をしました。
そして、今も継続中です。
今回は、その断捨離のお話です。
断捨離とは
みなさん、断捨離と言えば何を想像しますか。
断捨離とは、『モノ』への執着を「断つ」「捨てる」「離す」という意味です。
ヨガの「断行」「捨行」「離行」という行法の哲学から提唱された言葉のようです。
余計なモノが入って来る前に断ち、入ってきたモノの中でいらないものは、捨てる。
これを繰り返すことで、ゆとりのある状態に戻すといったもののようですね。
断捨離「モノ」からさらに「コト」「ヒト」へ
私自身、そういった受け止め方をしていましたが、実は、「モノ」ばかりでなく、「コト」「ヒト」にも言える、奥の深いものであったことが、この沈黙の期間に改めて気づかされました。
必要とされるのならば、命をかけてでもすべきその夢、目標を達成するため、これまで、私なりに努力を積み重ね、辛抱し、大勢の方々の応援をいただき、中には命を削ってまでの応援をいただきながら、気がつけば約30年間経ってしまいました。
平成から令和へとかわるいよいよというタイミングで、現実のものとなるはずでした。
しかし、外的な要因をきっかけに、このタイミングで現実のものとして引き寄せることはできませんでした。
決して心が折れることはないと自負していた私でしたが、今回だけはさすがに心が折れそうになりました。
私の夢、目標を望み続けた、この30年間という時間の経過で、いつの間にか、強大な執着へと変わっていたが故のものでした。
その執着が、悪い意味で私自身を苦しめていたのでした。
「コト」「ヒト」の断捨離を意識
私自身の意識、力だけではどうしようもない段階の現実
しかしながら、「今、自分自身ができることをしよう。」と、そう割り切って、「モノ」の断捨離を再び始めました。
そして、私が必要とされるのなら、その目標が達成されるだろうし、必要とされないのなら、その目標は成就しないと考えるようになり、「モノ」だけではなく、「コト」、私の目標に対する断捨離を意識し、少しずつですが、その強大な執着を手放すようこころがけました。
また、「ヒト」に対する断捨離も意識し、他力本願的な意識があまりにも巨大になっていたことから、「人間関係」についても、ひとつのけじめをつけました。
人間は、ひとりだけでは生きていけません。一人で生きているように思っても、少なからず、他人の協力や力を借りたり、お互い支えあったりしながら生きています。
ただ、あまりにも他力本願の部分が強くなりすぎると自分自身を見失ってしまい、自分軸から他人軸に完全になってしまっていたのです。
ですから、他人軸ではなく、自分軸を取り戻す作業を行う必要があったのでした。
「コト」「ヒト」の断捨離を意識すると変化が
このように凹んだ状態であった約1カ月前、執着を手放すことを意識するようになると、別のことで引き寄せることができたうれしいこともいくつかありました。
ひとつ目が、この半年、是非、機会があったらお会いしたいと思い続けていた、空手のサバキで有名な先代館長のモデルとなるなら、彼しかいないとまで言われたU氏と会えたことです。
私からの働きかけ等一切ない状態で、空手の稽古で自然な形でお会いすることができました。
模範のサバキは、惚れ惚れするほど、私には決してまねのできない、足元にも及ばない完璧なもので、久しぶりに感動しました。
思わず、先代館長を思い出しました。
二つ目が、今では、年、数回しか行かなくなりましたが、約30年間行きつけのショットバーに行った際、初対面であるのに一瞬にして私の内面を見抜いた、とても精神性の高い女性と会ったことです。
彼女は、そのショットバーを経営しているママの友人ですが、私とは初対面の方でした。
「〇〇さん、とても不器用な方ですね。」と私をバッサリ。
「将来の不安を今心配する必要はないよ。心配するなら、そうなったときに心配すればいいんよ。」と・・・
普段、私が他人に対して言っている内容のことをオウム返しのように、全く嫌味もなく、初対面の人から初めて言われてしまいました。
他人のことは見えても、自分自身のことは全く見えていないことを、改めて気づかされてしまいました。
私は、無意識に「何で、そんなに強いんですか。マリア様みたいな人ですね。」と言葉を返していました。
単なる知識や氾濫している情報から出た言葉か、人生の経験の中から出た言葉か、私自身、一瞬にしてわかります。
彼女は、まさしく、今を生きている女性でした。
三つ目が、今、私が学んでいる塾で、塾長をはじめ、多くの塾生と会ったことでした。
外見的にはビジネススクールと言える塾ですが、塾生やスタッフの方、そして塾生の多くの女性、男性の方々とお会いできたことです。
少なくとも、真贋を見抜く目は、私自身あると思っています。
ですから、私自身が参加したいと願って、参加した塾であり勉強会でした。
その塾は、単なるビジネス関係の学びにとどまらず、塾生となった多くの方々の人生の中で、他人軸から自分軸へ戻ることを目指し、ひとつの方法としてそれを可能とするもので、今を生きようとする、今を生きている方々ばかりが参加していました。
参加者のうち、男性は少数で、ほとんどが女性でしたが、そのウーマンパワー、女性の強さを垣間見せられました。
参加していた女性は、素晴らしい方ばかりで、私自身、圧倒されてしまいました。
そして、新たな勇気と元気をいただきました。
おわりに
断捨離関係のある本に「いちばんいらないものは夫でした❢?」とありました。
私の周りを見渡しても、「そうかも」と思わず納得してしまいました。
男性のみなさん、断捨離されないように頑張りましょう。
私を含め、男性のみなさん、断捨離は、とても奥深いものがあります。
自分自身に真摯に向き合い、身近の本当にいらないもの、執着しているものは、どんどん手放していきましょう。
そうすれば、見えてくるものがあり、変化が必ずあります。
そして、今を生きようとする、今を生きている女性の皆様方がさらなる幸せになりますようお祈りして、今回の記事を終えます。
最後までご覧いただきありがとうございました❢❢