オヤジです。
先週、土曜日、東京での業務研修後、成田空港第2ターミナルにあるカプセルホテルで一泊
久しぶりの東京に後ろ髪をひかれる思いで、日曜日の第1便で空の旅をちょっぴり味わいながら地元に帰りました。
空港に到着した後、その足で車を走らせ、少し遅れましたが、地元開催のオープントーナメント少年空手道大会のボランティアスタッフとしてお手伝いをしてきました。
大会主催者の師範が、私の学生時代の先輩であったことから、毎回参加させていただいています。
参加流派は、フルコンタクト空手系約17団体
昨年の大会は、各流派からの参加選手が約300人余りでしたが、今回は、さらに増え、400人を超える人数の少年、少女達が参加する大会となりました。
今回も型の部と組手の部が行われ、小学1年生から中学生までの少年少女が参加していました。
今回の大会で、気になる存在の少年
やはり、去年に続いて今年も参加していました。
その少年は、私の同級生が指導している小学4年生の全盲の男の子K君
去年の大会の模様はこちらでどうぞ ↓↓↓
K君は、去年、型の試合に続いて、別大会で、ワンマッチでしたが組手の試合にもチャレンジ
多くの人に感動を与えました。
そして、今大会は、型の部に挑戦
選手2名が赤、白に分かれて同時に空手の型の演武を行い、審判の旗が多く上がった方が勝ちとなり、勝った方が次の試合に進むというトーナメント方式の試合でした。
いよいよ、K君の出番が来ました。
会場脇から仲間にエスコートされながら、赤側として試合会場の中央に立ちました。
去年見たときよりも、少しお兄ちゃんになっています。
そして、主審の合図とともに空手の型を開始
去年に比べ、ピシッ、ピシッと動きにも、ずいぶん強弱、メリハリがついています。
この演武を見た瞬間、この1年間、ずいぶん練習を積んで来たことがわかります。
ただ、目が全く見えないため、どうしても前後左右の方向が幾分ずれてしまいました。
そして、型の演武が終了
判定は、主審が赤旗、副審4人は白旗
K君は、勝ち上がることはできませんでした。
この型の演武の最中、赤のK君と白の選手がそれぞれ主人公
しかし、審判の中でもひとつのドラマがありました。
主審が号泣、副審も涙
主審、副審は、K君の流派とは関係のない流派の方たちでした。
そして、K君も負けてくやし涙を流しながら退場
応援している家族も涙
私自身も目がうるうる
みんな涙が自然と込み上げてきたそんな大会でした。
これ以上語ると泣きそうなので、今日はこのへんにしておきます。
最後までご覧いただきありがとうございました❢❢