オヤジです。
みなさん、海軍カレーって食べたことはありますか。
カレー好きの方であれば、一度は食べてみたいですよね。
海軍カレー、現在の海自カレーですが、私も機会があれば、是非店で食べたいと思っていました。
海軍で代々作られてきたカレーは、今も海上自衛隊に受け継がれています。
広島県呉市と言えば、海上自衛隊呉基地がありますよね。
呉市へハーレー・ツーリングで訪問した私は、この機会しかないと思い、ようやく『呉海自カレー』を味わうことができました。
今回は、呉ハイカラ食堂が提供する海自テッパンカレーをご紹介したいと思います。
呉海自カレー
海上自衛隊では、多くの部隊で、曜日感覚を忘れないようにするため、毎週金曜日の昼食にカレーが食べられているそうです。
海上自衛隊呉基地でも、代々受け継がれたカレー、『呉海自カレー』が食べられています。
呉基地の食堂でも一般の方が食べることが可能のようですが、もっと広く味わってもらいたいため、その取り組みとして、海上自衛隊呉基地に所属する艦船などで食べられているカレーを呉市内の飲食店で食べることができる取り組みがなされています。
呉市内の飲食店では、海上自衛隊の調理員から直接作り方を教わり、同じレシピで忠実に再現して、さらに艦長から認定を得て、お墨付きをいただいたうえでそのカレーが提供されているようです。
呉海自カレーを提供する『呉ハイカラ食堂』
呉市を訪問した私は、海自カレーを食べたいなと思い、どこか良い店がないかと捜しながら大和ミュージアム前の歩道橋を渡っていると、おしゃれな小さな看板が目に入りました。
呉海自カレーを提供する店のひとつである『呉ハイカラ食堂』さんの案内看板でした。
おー、いきなりカレーの写真、それも金属製のトレーに盛られたカレーが出てるではありませんか。
この看板との出会いに気をよくした私は、直感でこの『呉ハイカラ食堂』で昼食をとることに決めました。
歩道橋にあった看板の案内通りに進みますと、2階にある店まで上がるエスカレーターまでたどり着きました。
エスカレーターを上がりますと、『男たちの大和』の大きなポスターが迎えてくれるではありませんか。
「おー」と一人で感心しながらエスカレーターを下り、店の方に進みました。
2階フロア―へ入りますと、再び、「わおー」と今度は、機関銃とミニ大和が目に入りました。
飲食店のはずなのに、機関銃と大和の模型が展示しているとは、そのこだわりにとてもびっくりさせられてしまいました。
この機関銃は、三連機関銃で、映画「男たちの大和」の撮影で実際に使用されたものだそうです。
また、大和の模型は、30分の1サイズのものだそうで、なんと海上自衛隊員が制作したもののようです。
呉ハイカラ食堂の入口です。
なんか昭和のなつかしさを感じる趣のある雰囲気です。
入口から入りますと、左手には、売店があり、海上自衛隊のグッズが販売されています。
見るだけでもとても楽しくなってきますね。
グッズをさっと一通り見て、次は、サンプルディスプレイを見てみました。
入口横には、海自テッパンカレーのサンプルディスプレイがあります。
呉ハイカラ食堂の海自カレーは、潜水艦「そうりゅう」のカレーを提供していることがわかりました。
オーダーは、あの小さな看板を見た時に決めていたとおり、このテッパンカレーにすることにしました。
呉ハイカラ食堂の店内は、潜水艦をイメージし、グレーを基調としたカラー、作りとなっています。
店のウエイター、ウエイトレスさんは、海上自衛隊風?の制服姿をしています。
呉海自テッパンカレー
オーダーしたテッパンカレーがきました。
小さな旭日旗がライスの上に立ってます。
なんかお子様ランチのような感じですね。
テッパンカレーの内容は、左上から右に、
牛乳
くじら肉のカツレツ
肉じゃが
左下から右に
ポテトサラダとゆでたまご
ブロッコリー・ベビーコーンと海自(潜水艦『そうりゅう』)カレー
福神漬け、らっきょ
です。
お値段は、1,450円です。
さっそくいただくことにしました。
くじら肉のカツレツは、海軍グルメの中のひとつだそうです。
くじら肉の味わいが口の中に広がり、とても懐かしい味です。
肉じゃがは、東郷平八郎氏が、呉で最初に作らせたという和風ビーフシチューだそうです。
甘辛い、いつも食べ慣れている肉じゃがそのものです。
海自カレーは、色味はやや黄色がかっていて、とろみは、やや緩めの感じです。
味は、スパイスの辛さは標準的な感じで、まろやかな味わいで、大勢の人が食べても、誰にでも好まれ、食べやすい昔懐かし昭和の時代のカレーといった感じです。
手がとまることなく、スプーンが次々と口に入り、とても美味しくいただいて、あっという間に完食、とても満足してしまいました。
呉ハイカラ食堂の店舗情報
店舗情報 | |
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名称 | 日招きの里『呉ハイカラ食堂』 |
所在地 | 〒737-0029 広島県呉市宝町4-21折本マリンビル3号館 |
電話 | 0823-32-3108 |
営業時間 | 11:30~15:00 |
定休日 | 火曜日(祝日の場合は翌日) |
駐車場 | 大和ミュージアム立体駐車場利用可能 |
アクセス | ◆電車・バス利用 |
JR呉駅から徒歩5分 | |
呉市営バス宝町中央循環線 | |
「ゆめタウン・大和ミュージアム前」下車徒歩1分 | |
◆自動車利用 | |
クレアライン 呉ICから約5分 | |
東広島呉自動車道 阿賀ICから約10分 | |
山陽自動車道 高屋ICから約50分 | |
地図 |
呉海自カレー提供店一覧の確認は「公式ホームページ」で
今回、呉ハイカラ食堂で潜水艦『そうりゅう』の呉海自カレーをいただきました。
呉市内の飲食店では、他の艦船の艦長が認定したもの等を合わせると30種類もの違う呉海自カレーを提供しており、それらの飲食店は『一覧でみる | 海自カレー 公式ホームページ』で確認することができます。
各店の呉海自カレーの写真が出ていますので、呉市へ立ち寄られる前に、一度アクセスしてどの艦船のカレーかを事前にチェックしてから向かうと楽しみもまた増えるかと思います。
まとめ
今回のツーリングで、呉ハイカラ食堂の潜水艦『そうりゅう』の呉海自カレーをいただきました。
当初、全く同じ海自カレーが呉市内の飲食店で提供されているものとばかり思っていました。
しかし、よく確認してみると、呉海自カレーの取り組みでは、飲食店30軒がそれぞれ違う艦船等の30種類のカレーをそれぞれ再現し、各艦長等から認定をいただいたうえで提供していることを知りました。
このことに気づいただけでも、食べ比べをしてみたくなり、ひとつ楽しみが増えました。
次回、呉を訪れた際は、他の飲食店で種類の違う呉海自カレーを堪能してみたいと思います。
みなさまも、広島県呉市に立ち寄られた際は、是非、市内の飲食店で呉海自カレーをご試食してみてはいかがと思います。
お取り寄せでご試食も可能です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました❢