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【てつのくじら館】海上自衛隊呉史料館必見❢❢ 海事スポット【呉】観光❢❢ ~ハーレー・ツーリング~

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オヤジです。

前回、ハーレー・バイクツーリングで、広島県呉市にある『大和ミュージアム』へ行った時の様子を記事にしました。

そのツーリングの際、『大和ミュージアム』が見えてきた瞬間、その斜め向かいに、巨大なオブジェのような潜水艦が目に入ってくるではありませんか。

一目見た瞬間、「うあっ、でかっー」と、その大きさにとてもびっくりしてしまいました。

今まで、海上を航行する潜水艦を数回見かけたことはありましたが、陸に上がった潜水艦を見るのは、初めてでした。

まるで、大和ミュージアムそっちのけで、その存在感をアピールしているかのようでした。

私自身、『大和ミュージアム』のみを見学する予定でしたが、その巨大な潜水艦を見てしまった以上、見ないわけにはいきません。

立ち寄り先を急遽追加することとし、その潜水艦、通称『てつのくじら館』、正式名称『海上自衛隊呉史料館も行くことにしました。  

てつのくじら館『海上自衛隊呉史料館』

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『てつのくじら館』、正式名称『海上自衛隊呉史料館』は、近年まで現役として使用されていた『潜水艦あきしお』が展示され、奥に三階建ての建物があり、その建物と合わせて史料館となっています。

正面入口に向かいますと、展示されている『潜水艦あきしお』の概要を紹介するプレートが掲示されていました。 

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展示潜水艦あきしおの経歴等

『潜水艦あきしお』は、昭和60年に進水し、様々な任務を遂行後、平成16年3月にその役目を終え、除籍になったようです。

そして、平成18年9月に国内最大のクレーン船である起重機船で陸揚げされて今の位置に展示されるようになったそうです。

入口脇にある『潜水艦あきしお』の案内用のプレートには、

経歴

昭和58(1983)年4月15日 三菱重工業株式会社神戸造船所において起工

昭和60(1985)年1月22日 命名、進水式

昭和61(1986)年3月5日 就役、第1潜水隊群第1潜水隊に配属

平成2(1990)年6月8日 第5潜水隊に所属替え

平成16(2004)年3月3日 除籍

要目

基準排水量:2,250t

長さ:76.2m

幅:9.9m

深さ:10.2m

船型:完全複殻式(涙滴型)

主機械:ディーゼル2基、メインモーター1基1軸

馬力:水上3,400PS 水中7,200PS

速力:20ノット(水中)

主要兵装:水中発射管一式 スノーケル装置

乗員:75名

と表示されていました。

約15年前まで現役で活躍していた潜水艦であったことがわかります。

『てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)』基本情報   

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 正面入口から見た様子です。

基本情報の案内がありました。

『てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)』の基本情報は次のとおりです。 

 

基本情報
名称 てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)
所在地 〒737-0029 広島県呉市宝町5-32
電話 0823-21-6111
開館時間 9:00~17:00(最終入館16:30)
閉館日 火曜日(祝日の場合は翌日)12月29日~1月3日
入館料 無料
公式サイト https://www.jmsdf-kure-museum.go.jp
駐車場 大和ミュージアム駐車場利用可能
アクセス ◆電車・バス利用
JR呉駅から徒歩5分
呉市営バス宝町中央循環線
「ゆめタウン・大和ミュージアム前」下車徒歩1分
◆自動車利用
クレアライン 呉ICから約5分
東広島呉自動車道 阿賀ICから約10分
山陽自動車道 高屋ICから約50分
◆フェリー利用
呉中央桟橋から徒歩2分
地図

 

『てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)』館内情報   

1階フロア

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1階フロアに進みますと、正面には案内カウンターがあります。

そこには広報の自衛官らしき女性がいました。

見学したいことを告げると「無料ですのでご自由にご覧下さい。」と丁寧に案内されました。

てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)は写真撮影はNGではないようでしたので記念にいろいろと撮影させていただきました。

 

正面壁面には、

① 今日の海上自衛隊

右方の壁面には、

② 海上自衛隊の歴史

がそれぞれ紹介されていました。

2階フロア

フロアに上がりますと、写真パネルをたくさん使い、「機雷と掃海艇」のことを中心に説明されています。

流れとしては、

① 掃海のあゆみ

② 機雷の種類と掃海

③ 掃海艇による掃海

④ ヘリコプターによる掃海

⑤ 掃海艇の構造と機能

⑥ 掃海艇の種類と変遷

⑦ 国際貢献

というような順番です。

 

① 掃海のあゆみ 

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② 機雷の種類と掃海

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③ 掃海艇による掃海 ④ ヘリコプターによる掃海

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⑤ 掃海艇の構造と機能

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水面に浮上した機雷を銃撃で処分する20ミリ機関砲

 ⑥ 掃海艇の種類と変遷

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⑦ 国際貢献

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3階フロア

3階フロアは、「潜水艦魚雷」を中心に説明されています。

3階フロア―の順路としては、

① 潜水艦とは

② 潜水艦の機能

③ 艦内生活

④ サブマリナーへの道

⑤ 潜水艦の変遷

⑥ 魚雷の変遷

⑦ 潜水艦にとっての脅威

⑧ 潜水艦の救難

⑨ 『潜水艦あきしお』

と続きます。 

 

① 潜水艦とは ② 潜水艦の機能

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③ 艦内生活

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潜水艦の標準的な金曜日の食事の展示です。

毎週金曜日のメニューにカレーがあるそうです。

出航が長くなると曜日感覚がなくなるようで、カレーを食べることで曜日を確認しているそうです。

④ サブマリナーへの道

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⑤ 潜水艦の変遷 ⑥ 魚雷の変遷 ⑦ 潜水艦にとっての脅威 ⑧ 潜水艦の救難

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『潜水艦あきしお』

建物の見学を終え、いよいよ潜水艦の入り口までたどり着きました。 

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潜水艦に入りますと、雰囲気は船舶の内部と同じ感じです。

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 通路は人ひとりが歩くのがやっとです。

 

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ベットは、 各段の間隔がとても狭く、慣れれば大丈夫なのかもしれませんが、とても圧迫感がありそうです。 

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キッチンの様子です。

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幹部用のベッドのようですが、各段の間隔は、やはり狭いです。

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 会議室の様子です。 

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精密機器が見えてきました。

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潜水艦の潜望鏡はやはり人気です。

写真中央で、女性がのぞき込んでいる潜望鏡が昼間用です。

写真右側に少しだけ写っているのが夜間用の潜望鏡だそうです。

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潜望鏡のコーナーには、自衛隊の方がいて、案内してくださいます。

私が覗き込む際も、「出航したばかりの船が見えますよ。」と説明していただきました。

早速、覗き込むと、航行中のフェリーを見ることができ、海中から潜望鏡で見ているかのような感じがしてきました。

実にクリアーな状態で見ることが可能です。

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コックピットといいますか操縦席付近の様子です。

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この真っ赤な写真は、夜間航行する場合の赤色の照明に変えた時の様子です。

通常、日中は、白色の照明を使用するそうですが、長時間航行すると、昼夜の区別がつかなくなるので、夜間は、赤色にして区別しているそうてす。 

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 外から見た潜望鏡の様子です。

 まとめ

今回、大和ミュージアムの見学に行った際、てつのくじら館の巨大さに惹かれ、追加して見学することにしました。

見学して大正解でした。

実物の潜水艦の内部を見学するのは初めてで、とても貴重な経験となりました。

てつのくじら館の見学をおすすめする理由としては、

・大和ミュージアムと併せて見学が可能であること。

・無料であること

・海上自衛隊の日々の活動が詳しく説明されていること

・実物の『潜水艦あきしお』の内部を見学でき、体感できること

・子供から大人まで楽しみながら見学できること

等があげられます。

「大和ミュージアム」に行かれる際は、『てつのくじら館』もあわせて見学することを是非おすすめします。

どちらの施設も充実した詳しい資料等が展示されていますので、じっくり見学しようと思われる方は、丸1日かかると考えた方がよろしいかと思います。

  

最後までご覧いただき、ありがとうございました❢❢